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法則発動の例―日本人妻

国家、企業、団体、個人を問わず、容赦なく訪れる「半島の法則」


法則発動

「◆オレの妻をあんたの娘に」

 「覚えていろよ、今度会ったらしてやる」。中国人ブローカーの電話の声が脱北日本人妻、斎藤博子(68)の胸に突き刺さった…。中国人を不法に入国させる手助けをしたとして今年3月、博子とともに大阪府警などに逮捕された中国人の男だった…。

◆逃げるチャンスなく

 博子が北朝鮮に渡ったのは今から50年近く前の昭和36(1961)年6月。その2年前にスタートした帰還事業によって、在日の夫(北朝鮮で死去)と生後間もない長女(同)と北へ渡ったのである。20歳になったばかりだった。

 日本人の博子は、本当は北朝鮮に行くのが嫌で嫌でしょうがなかった。別の日本人妻と「帰還船に乗り込む直前に子供を抱いて逃げよう」と示し合わせていたが、結局、そのチャンスはなく、半ば強引に船に乗せられてしまう

 「北朝鮮の清津(チョンジン)港に着いたとたん、だまされたと分かりましたね。迎えに来ていた人たちの服装はぼろぼろで、子供は下着さえ着けていない。その光景を見て『日本に帰して』と泣き叫ぶ女の人もいました」


 博子一家が連れて行かれたのは中朝国境に近い恵山(ヘサン)の街。そこに日本人妻は22人いたという。つらいのは朝鮮語ができないこと。当局の目を盗んでは皆で集まり、「日本からの手紙は来たの?」「仕送りは?」と情報交換をするのが、ささやかな楽しみだった。

 北朝鮮の経済はどんどん悪くなり、1990年代後半以降は配給がストップ。「闇商売」をしないと、食べるものが手に入らなくなる。博子も成人した長女ら子供たちと一緒に、盗品の銅線を密売する闇商売を始めたのだが、そこでおぞましい光景を目にした。

 「銅線を買い付けるには汽車に乗って何時間も行かなければならない。あるとき私の向かいの座席に座っていた、赤ん坊を背負った若い女が、銅線の密売で安全員(警察)に捕まったんです。何と若い女は、(死んだ)赤ん坊のおなかを切り裂いてその中に銅線を隠していたのです。血まみれの赤ん坊を見て私は、震えが止まらなかった」

◆軽い気持ちが…

 中国人(朝鮮族)のブローカーから、脱北を持ちかけられたときは、軽い気持ちだった。日本には90歳になる老母がいる。ブローカーから「中国へ出てお母さんに電話をしてみないか?」と誘われたのだ。「懐かしい日本の土をもう一度踏みしめてみたい。母に会いたい…」。博子の思いを見透かすように、中国人ブローカーはどんどんおぜん立てを整えていく。

 2001年2月、ついに博子は、ひとりで中朝国境を越えた。匿(かくま)われたのはブローカーの家。そこで博子は思いもしなかった話を持ちかけられる。「あんたも、長女(故人)も日本国籍だ。オレの妻をあんたの娘ということにして日本に連れてってくれないか」。世話になった博子は断りきれなかった。

 同年8月、博子は40年ぶりに祖国の土を踏む。「どれほどうれしかったことか。でも同時に悪事がいつバレるか…いつもビクビクしていた」(敬称略)

 昭和34(1959)年12月に、北朝鮮への帰還事業の第一船が出航してから半世紀。命からがら日本に逃げて来た人は約150人に上る。脱北の際に手を借りた中国人ブローカーの犯罪に手を貸してしまったひとりの日本人妻を追った。



あの国の 法則発動 避けられぬ

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